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スイッチ操作部への印刷表示方法の基礎知識

各印刷方法の概要とメリット、デメリット

NKKで用いる主な印刷方法はスクリーン印刷パッド(タンポ)印刷インクジェット印刷の三つです。 

各印刷方法の概要とメリット、デメリットを以下に示します。

印刷方法

概要

メリット

デメリット

スクリーン印刷

一色毎に版を起こし直接インクを刷り込む方法   

・広範囲印刷に適し、
 大ロットの場合は単価が安価にできる
・インクを厚くできるため
 耐久性、耐候性に優れる

・初期費用として
 色数分の版が必要のため
 小ロットの場合は高価
・線幅0.5mm以下、線間1mm以下は
 印刷不良になる場合あり
・色彩のグラデーションは不可

パッド印刷
(タンポ印刷)

凹版を使用して版上のインクをシリコンパッドに一次転写し、被印刷物に二次転写させる方法

・小さな文字や細かい線を
 平面のみならず
 立体(曲面・凹凸面)に印刷可能
・インクの乾燥が早く連続印刷
 (多色印刷・重ね打ち)が可能

・初期費用として色数分の版が必要
・インク厚は薄い

  インクジェット印刷

直接被印刷物に対しインクを吹き付ける方法

・版は不要でPCの印刷データのみ
 実施可能
・低継続性、小ロットに適している
・色の表現が多彩で
 グラデーションにも対応可

・線幅0.3mm以下、線間0.5mm以下は
 印刷不良になる場合あり
・金、銀、蛍光色は印刷不可
・インク厚が薄いため、
 被印刷物の素材色の影響を受けやすい

①スクリーン印刷

②パット印刷(タンポ印刷)

③インクジェット印刷


表示印刷する主なスイッチの種類は押ボタンスイッチ、ロッカスイッチです。

スイッチの種類、印刷対象部位やロットの大きさにより最適な印刷方法を提案しています。

 

<スイッチ種類毎の印刷方法>

・押ボタンスイッチ  

・ロッカスイッチ  

ぜひNKKにお声がけ下さい。

サポート

スイッチに関するご相談・お問合せは、NKKスイッチズへ

NKKスイッチズは、産業用機器におけるスイッチ及びその周辺機器の製造及び販売を目的とするスイッチの専門企業です。
日本開閉器工業株式会社として発足し、創業60周年にあたる2014年に「NKKスイッチズ」と社名を変更いたしました。

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