「スイッチ」とは
「スイッチ」って聞いてどういうイメージが浮かびますか?
日本語での「スイッチ」は「電源をONーOFFするもの」というイメージではないでしょうか。
英語のswitchは、電源をON-OFFするというより、「何かを(急に)切り替える」という意味です。
電子部品としてのスイッチは、一般的な電源スイッチ以外にも、この英語の意味のとおり、2つの回路を切り替える役目をするものもあります。
スイッチの起源
スイッチの起源は、おそらくモールス信号の打鍵器が元祖ではないかと考えられます。
その後、ラジオが発明されると、真空管で作られたラジオに今のトグルスイッチと同じようなものが使われたようです。そこから色々なスイッチへ発展していきました。
スイッチの種類
スイッチは大きく分けて、「人間が操作する」操作用スイッチと、「何かの動きを検出する」検出用スイッチの2種類があります。
- 操作用スイッチは、家庭や街で見かける照明のスイッチや押ボタンやカチカチと回すスイッチなどに代表されるスイッチです。
- 検出用スイッチは、冷蔵庫の扉の開閉を検知し庫内の明かりをつけているものなどが、直接触らなくても入り切りしているものです。